アンガーマネジメントでNOパワハラへ!

パワハラスメント」という言葉が生まれたのが約20年前の2001年。実はこのパワハラこと、パワーハラスメントという言葉は、和製英語で、外国にはない言葉です。パワハラという言葉が浸透し、実害も知られるようになったにもかかわらず、その発生件数はほとんど減っていません。


 企業からパワハラを根本的になくしていくには、上司が「アンガーマネジメント」を学び、自分の怒りの感情と上手につき合っていく、扱えるようになることが重要なポイントです。アンガーマネジメントは決して怒りを抑えたり、怒ってはいけない!というものではありません。正しい怒りの知識と、アンガーマネジメントの知識を身につけて、部下に自分の気持ちや、要求、指示を伝えられるようになりましょう。

怒れない上司にならないでほしい

2016年に日本アンガーマネジメント協会が行った調査結果で、怒られた部下が上司に対して「パワハラだと感じる」のは53.8%。

一方、怒った上司本人が「パワハラだと感じている」のは16.7%。実に3倍以上の認識のズレがあることがわかりました。これは大きなズレです。

パワーハラスメントという言葉ができたのは、2001年。これより以前にも、相手に苦痛を与えるような怒りかた、叱り方をする人はたくさんいたでしょうが、このパワハラという言葉が普及すると共に、パワハラの相談件数も増加してきました。
パワーハラスメントにあたる行動を許さないという、企業内、世間の意識が育つことはとても良いことに感じています。

ただ、「パワハラを恐れるあまり、部下に叱ることができない」というようなケースも増えているのは問題だと感じます。実際、「叱り方を教えてほしい」「怒り方がわからない」といった研修依頼も増えてきました。

怒られ慣れていない世代の増加も

若い世代は怒られ慣れていない人が多い、というのもよく言われていることです。

日本では、ここ十数年、家庭でも、学校でも企業でも「人は褒めて伸ばすもの」という考えが定着してきました。怒られることに対する免疫、耐性がついていないために、怒られたり、叱られると、あたかも自分自身を全否定されたと感じたり、怒られたこと自体にショックを受けてしまう若い世代が増えています。

怒れない、怒り下手のリーダー、怒られ下手の部下が増え、怒るべきときに怒れない、叱られたときにそれを、受け入れられないということは、とても残念なことです。

 

怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことには、怒らなくて済むようになる

これがアンガーマネジメントができる、ということなんです。

 

具体的にパワーハラスメントとは何なのか?ということを知り、そして、『怒り』について学び、アンガーマネジメントを実践して、怒りで後悔をしない上司であってほしいと思います。

パワーハラスメント6つのタイプ

~職場のパワハラには大きく分けて6種類あります~

2020年4月からパワハラ規制法が施行

企業の職員研修などではテーマをお決め頂き、アンガーマネジメントを学んで頂けます。

パワーハラスメント規制法が 2020年4月から施行される事になったことを機に、アンガーマネジメントを学んでみませんか?